カテゴリ:演劇( 50 )
素敵じゃないか 対談
e0149261_131665.jpg






(こちらは『素敵じゃないか』のチラシに掲載している
作・演出のたじま裕一と、出演している篠崎雅と川内清通の対談です)


長崎公演を終えて一ヶ月。作/演出のたじま裕一と、
出演した篠崎雅・川内清通が語る二人芝居『素敵じゃないか』の可能性



川 内:え~と、長崎公演からちょうど一ヶ月経ったわけですが、
     まず長崎公演が終わってどうでしたか?
たじま:今回やってみて感じたのが、お客さんから幅広い感想を頂いたこと。
     例えばある人が凄く笑っているような場面で、ある人は悲しくて
     涙が止まらなかったと言われた。
     観る人の人生観が加わることで、観る人の生き方を写す鏡のような
     作品になった気がしたね。
篠 崎:私は今回扱っている内容が恋愛だったり家族だったりしたことも
     あると思うんですが、観て頂いた方から凄くパーソナルな意見を
     頂いたことが印象的でした。
     「自分はこうだったんだよ」とか普段口に出さないようなことを
     話してくれたりしたんですよね。
たじま:うん、恐らく友達にも話していないんじゃないかと思うような個人的なことを
     感想として貰えたのは嬉しかったね。
篠 崎:しかも、そういう風に観て頂いた方も居れば、作品に組み込まれている演劇的な
     仕掛けとかを純粋に楽しんでくれた人も居ましたね。
川 内:扱っているテーマとしては決してライトじゃないですよね。
     人が生きるとは?みたいな根源的なテーマがあるし、
     それはイコール性の問題でもある。
     だから僕はすごく怖かったですよ、受け入れられるのか?という部分で。
     でも舞台で演じている時にお客さんの尋常じゃない集中を感じた。
     そこは何でしょうか・・・脚本の妙ですかね(笑)
たじま:それはありがとうございます(笑)




e0149261_1312564.jpg






たじま:今日改めて初稿を読み返してみたんだよね。
     そしたら上演した最終稿と比べて
     削った部分が結構あった。でも核となる部分は全く揺らぎがなくて、
     初稿で書いた本の中から、核をノミで削り出していくような書き方をした
     作品だったんだなぁと思った。
川 内:結構削りましたよね、3ページくらい一気に削ったりして。そういう作業も含めて
     現場で作った感覚が強かったです。
     初日が開けてからも細かい手直 しが入っていたし、
     そういう意味でも僕が掲げている[演劇でしか出来ないものをやる]という
     テーマに合っていたと思います。
篠 崎:稽古のことを話すと、私は自分の頭が固くなっていることを凄く感じましたね。
     体力的な衰えもあったり(笑)特にコメディの要素が強い場面で20代の頃には
     普通に出て来たアイディアが出て来ない。そういう頭と身体を解していくのが
     今回の大きなテーマでした。
たじま:それは俺も同じ。本を書いてても台詞が弾む感じに出にくくなってるというか。
     ちゃんと今日的なものでありながら、アグレッシブなものを台本上に
     表出させていくのは作家としては楽しくも苦しい作業だったね。
川 内:長崎公演のチラシで対談した時に「10代のアグレッシブさを
     30代でやる」みたいなことを言ってましたけど…
     例えば、昔みたいに「頭で考えるな身体で考えろ」的な
     場面作りをしてても、10代20代の頃はもっと適当にやってた。
     でも役者として少しは経験をした30代の今やってみると、笑えるはずの場面でも
     笑えない人が居た。
たじま:そう、コメディを作る難しさってそれがあって傍から観てる人は笑えるんだけど
     当人には切実な問題なんだよね。
     そういう意味でも30代の俺らが作る意味があった。
     実際に経験したからこそ生まれる説得力があるだろうし、
     当時の自分を俯瞰してみれたからこそ作れたんだと思う。




e0149261_1314498.jpg





川 内:この前北九州公演の会場になる枝光本町商店街アイアンシアターに
     行ったんですけど、この劇場が凄く面白かったんです。
     劇場が街に溶け込んでいて、街に住むおっちゃん
     おばちゃんに演劇が愛されている。それは運営に携わっている、
     のこされ劇場≡さんや北九州お手軽劇場さんの力でもあるし、
     許容してくれる街の懐の深さでもあると思いました。
たじま:それは凄いね。子供が育っている場所に[生の表現]が普通にあるってことでしょ?
     長崎はスポーツばっかりです(笑)
川 内:本当に(笑)でもそういう場所でこの『素敵じゃないか』を上演出来ることも
     縁を感じますね。街のおっちゃんおばちゃんに見て欲しい。
篠 崎:「そんなもんじゃないわよ!」とか言われたい(笑)この作品で触れている
     [人生の大きな選択]という部分で、その選択を経験した人の意見を
     聞きたいというのもあるし、今その[選択]で悩んでいる人も多いと思うんですよね。
     だからより多くの女性に観て欲しいですね。
たじま:本当に年齢によって様々な感想を貰えた作品で、そのどれも似ていなかった。
     年配の男性の感想も興味深かったしね。
     俺が作家として北九州の皆さんにお話したいことが[性]というものが
     この作品の大きなモチーフになっているということ。
     俺自身が色んなメディアを通して性=10代20代の問題という
     印象を受けるんだけど実際にはそうじゃないと思う。
     人が生きていく上で[性]は切り離せないことだし、
     自分の大きなテーマでもある。タブー視されてしまいがちな問題だけど
     演劇ならそれを幅広い世代に、小学生でも30代でも50代でも
     同じ場所に居てそれぞれに
     何かを感じて貰えるものに出来るんじゃないかなと思う。
川 内:そうですね。それとこの北九州公演を機会に、
     色んなジャンルの表現者と出会いたいというのもあります。
     長崎から北九州に行くように、もっと他県の表現者が長崎に来て
     活動して欲しい。枝光本町商店街アイアンシアターの方々が
     協力して下さるように、僕らも長崎に来てくれる時は協力して
     盛り上げて行きたいし。
たじま:そうだね。そしてこの『素敵じゃないか』も他の人が上演してくれたら
     嬉しいなぁと思ってる。40代の役者さんとか。
篠 崎:それは深い話になりそうですね(笑)
川 内:え~では興味を持って頂けた方は
     本番の会場で脚本をお買い求め下さい(笑)
たじま:よろしくお願いします(笑)





e0149261_132088.jpg

[PR]
by rawworks | 2011-02-02 01:29 | 演劇
ワーク・イン・プログレス九州
e0149261_1525957.jpg





福岡市内には、ぽんプラザホールと、
甘棠館Show劇場(劇団ショーマンシップ様の事務所)にチラシを置いてます。

宜しければ御覧下さいませ。
[PR]
by rawworks | 2011-01-19 15:12 | 演劇
ワレラワラル~
e0149261_3435311.jpg





F's Company2010年最後の新作公演
『ワレラワラルー』のチラシが完成しました。

今までチラシを作ったことは何度かあったのですが、
写真を使わないチラシは初めてで、俺にはデザインセンスが無いなぁ~と
痛感する日々でした。

だってこんなシンプルなチラシのデザイン作るのに
丸一週間費やしてしまいましたから・・・

あぁ悲しや、我が才能・・・



ただ基本デザインは誰の真似もしないルールを作ったので
(裏の構成についてはアビが以前作ってた構成力抜群のチラシをパクりました)
苦しくも楽しい作業でした。後5年後ならまたやってもいいかも。


『ロン通り十三番地』以来、久しぶりの福岡公演ですが、
楽しい作品になるでしょう。楽しみです。




F’s Company PRESENTS 『ワレラワラルー』

作・演出      福田 修志

キャスト      松本恵/飯島亮子/田中俊亮/岡本匡史/末永都/山口裕嗣

スタッフ      音楽:柴田健一(ソニックボーンミュージック)
           照明:友永 貴久 【(合)ステージ・クラフト JOIN】
           音響: フーズ・カンパニー音響部
           小道具:岡本匡史
           衣装:蒔田尚美
           宣伝美術:RAWWORKS
           制作:松本恵・飯島亮子

あらすじ      ウチには色んな人が来る
           みんな似てる顔だけど
           やっぱりどこか違ってて
           たぶんワタシもそんな風に見えてるんだろうなぁ

           珍しそうな目で見て
           優しそうな言葉をかけてくれるけど
           すぐにいなくなるってことは知ってる

           親とか兄弟とか友達とか
           分からなくなるくらい
           ワタシの存在は曖昧だ



<福岡公演>

日時        2010年12月11日(土)  19時開演
                 12月12日(日)  14時開演
   ※開場は開演の30分前
   ※上演途中は入場いただけない場合がございます。お早めのご来場をお願い致します。


会場     ぽんプラザホール
    住所:〒812-0038 福岡県福岡市博多区祇園町8番3号
   電話番号:092-262-5027


チケット料金   全席自由・日時指定
一般        前売2,000円 (当日2,500円)
大学生以下   前売1,500円 (当日2,000円)



<長崎公演>

日時       2011年1月15日(土) 19時開演
                1月16日(日) 14時開演
  ※開場は開演の30分前
  ※上演途中は入場いただけない場合がございます。
 お早めのご来場をお願い致します。

会場    チトセピアホール
   住所:〒852-8135 長崎県長崎市千歳町5-1チトセピアビル2F
   TEL:095-842-2700

チケット料金    全席自由・日時指定
一般         前売2,000円 (当日2,500円)
大学生以下    前売1,500円 (当日2,000円)



お問い合わせ   フーズ・カンパニー事務局
住所:〒850-0045 長崎県長崎市宝町5-25-2F
Eメール: seisaku@fs-company.com
TEL・FAX: 095-848-9391
Mobile: 080-6417-4946
URL:http://www.fs-company.com
[PR]
by rawworks | 2010-10-26 03:59 | 演劇
追加公演やります
e0149261_1223440.jpg






沢山の御来場を頂いた二人芝居、『素敵じゃないか』の
追加公演が決定致しました。

詳細はまた決まり次第お知らせ致します。


北九州市や福岡市内の方々に
お目にかかれることを楽しみにしております。
[PR]
by rawworks | 2010-10-20 01:29 | 演劇
御予約お待ちしております
e0149261_178185.jpg










結婚10周年を迎える、末虎。
イルでドープでマジにヤバイ、涼太。

身を削り続ける、留実。
レッドでホットなチリペッパー、カオリ。

もう若いとは言えない二人と、 まだ若いとしか言えない二人。

異なる状況下に身を置く二組の男女。
それぞれの、一年間の物語。

砂漠は広がり、泉は枯れる。 でも旅はつづく。



RAWWORKS.NDR 『素敵じゃないか』

【作・演出】 たじま裕一
【出演】 川内清通、篠崎雅

【開演】
10月1日(金)20:00
10月2日(土)14:00 / 19:00
10月3日(日)11:00 / 16:00

※全5回公演。開場は開演の30分前
※各回定員30名迄となります。

【会場】
宝町ポケットシアター(長崎市宝町5-25-2F)

【チケット料金】
前売:1,500円 、当日:2,000円

【チケット販売】
浜屋プレイガイド

【チケット予約、お問い合わせ】

rawworks.ndr@gmail.com

※上記E-MAILアドレスまで『お名前、電話番号、希望日時、枚数』を明記のうえ、送信下さい。
(個人情報は当方が厳正に管理し、第三者に譲渡することはありません)
[PR]
by rawworks | 2010-09-17 12:14 | 演劇
残席
e0149261_3274266.jpg






有難いことに、10月1日(金)の20時と
10月2日(土)の19時の公演の残席が少なくなって参りました。

御来場頂ける方は、どうぞお早めに御予約お願い致します。



尚、御予約の際は、お名前・御連絡先・予約日時・予約枚数を
明記下さいますよう、宜しくお願い致します。


チケット予約→ rawworks.ndr@gmail.com
[PR]
by rawworks | 2010-08-27 03:31 | 演劇
素敵じゃないか
e0149261_14265461.jpg





2010年10月1日(金)、2日(土)、3日(日)の三日間です。

開演時間は、10月1日(金)・・・20:00
            2日(土)・・・14:00 19:00
           3日(日)・・・11:00 16:00  です。

8月2日(月)浜屋プレイガイドなどでチケット発売開始です。
[PR]
by rawworks | 2010-06-30 14:27 | 演劇
ゆらいでいる
e0149261_22481050.jpg





今日は久しぶりに考え事をしてみました。
それは、

「役者の仕事とは何か?」ということ。


デカイですね~とても答えが出そうにありません。

でも流石に30を超えた男が一つくらいは答えを導かなきゃいけないでしょうから、
考えてみました。


「役者の仕事とは?」を考えるときに、僕は平田オリザ氏を思い出します。

2007年、我がF's Companyが東京国際芸術祭に進出したその年、
僕はF’s Companyの劇作アドバイザーとしてお世話になった平田オリザ氏に
沢山のことを教わりました。

長崎に帰ってからも氏の書籍を貪り読みましたが、
それはその時の僕にとって衝撃的で、そしてぬくもりに満ちたものでした。


平田氏は書籍のなかで、

「役者は感情を表現してはならない」と言っていました。
誤解を恐れずに言えば、それは僕も同感でした。

脚本は、それをどう役者が演じようと、悲しいシーンでは観客が悲しくなるように書かれてあります。
それを更に悲しく演じる必要は無いし、そんなモノは役者の自己満足。

役者は作家が描いた世界の設計図を忠実に表現することに
全力を傾ければ良いのです。

こう書くと普段の僕の芝居を知る人は、
「アドリブばんばん使ってるやんか」と指摘されるでしょうが、
僕はアドリブが嫌いですし、アドリブが苦手です。
アドリブは芸人さんには敵いませんから、芸人さんにお任せしたいと思っています。


役者がやるべきことは、作家が描いた世界の設計図を忠実に再現すること。
表現ではなく、再現です。

それを解った上で、(つまり完璧にこなした上で)
そこから役者独自の表現が始まると僕は思っています。

でも役者は悲しい生き物で、ほっとくと劇世界の再現もままならない内に
自分の表現を求めてしまうんですよね・・・


それをしっかりと意識して、自己管理すること。

一先ずそれが役者の仕事だと僕は思っています。






[PR]
by rawworks | 2009-07-15 23:30 | 演劇
『マチクイの詩』 予告映像
e0149261_853545.jpg





来月7月11日から始まる、新しい『マチクイの詩』の公演ですが、予告映像が出来ました。

稽古も順調。
課題は多数。


今回の映像には、僕の個人的な希望で「THE PASSION OF NAGASAKI」に出演した
高木澄子さんに出演をお願いしました。


御覧頂く時は、再生ボタンを押した後に右下に現れる
「HQ」ボタンをポチッとして頂きたいです。










[PR]
by rawworks | 2009-06-20 07:40 | 演劇
始動
e0149261_0493965.jpg



jpegに書き出したら残念な結果ですが、
本当はキレイなのよん。

こちらは仮ビラで、本ビラは全く違うデザインとなります。

ちなみにコレ、ダマシ絵みたいに隠し絵が仕込まれていますので
現物を見た方は何が隠れているのか探してみて下さいな。


今年はコレ中心で行きますです。
[PR]
by rawworks | 2009-03-26 00:50 | 演劇



RAWWORKSの川内清通です。長崎を拠点に活動する劇団F's Company所属。 rawworks.kawachi@ gmail.com
by rawworks
カテゴリ
全体
X2
F100
Konica
GX100
vivitar
iPhone
W61S
演劇
整備
未分類
以前の記事
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧