ゆらいでいる
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今日は久しぶりに考え事をしてみました。
それは、

「役者の仕事とは何か?」ということ。


デカイですね~とても答えが出そうにありません。

でも流石に30を超えた男が一つくらいは答えを導かなきゃいけないでしょうから、
考えてみました。


「役者の仕事とは?」を考えるときに、僕は平田オリザ氏を思い出します。

2007年、我がF's Companyが東京国際芸術祭に進出したその年、
僕はF’s Companyの劇作アドバイザーとしてお世話になった平田オリザ氏に
沢山のことを教わりました。

長崎に帰ってからも氏の書籍を貪り読みましたが、
それはその時の僕にとって衝撃的で、そしてぬくもりに満ちたものでした。


平田氏は書籍のなかで、

「役者は感情を表現してはならない」と言っていました。
誤解を恐れずに言えば、それは僕も同感でした。

脚本は、それをどう役者が演じようと、悲しいシーンでは観客が悲しくなるように書かれてあります。
それを更に悲しく演じる必要は無いし、そんなモノは役者の自己満足。

役者は作家が描いた世界の設計図を忠実に表現することに
全力を傾ければ良いのです。

こう書くと普段の僕の芝居を知る人は、
「アドリブばんばん使ってるやんか」と指摘されるでしょうが、
僕はアドリブが嫌いですし、アドリブが苦手です。
アドリブは芸人さんには敵いませんから、芸人さんにお任せしたいと思っています。


役者がやるべきことは、作家が描いた世界の設計図を忠実に再現すること。
表現ではなく、再現です。

それを解った上で、(つまり完璧にこなした上で)
そこから役者独自の表現が始まると僕は思っています。

でも役者は悲しい生き物で、ほっとくと劇世界の再現もままならない内に
自分の表現を求めてしまうんですよね・・・


それをしっかりと意識して、自己管理すること。

一先ずそれが役者の仕事だと僕は思っています。






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by rawworks | 2009-07-15 23:30 | 演劇
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RAWWORKSの川内清通です。長崎を拠点に活動する劇団F's Company所属。 rawworks.kawachi@ gmail.com
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